屋根ソーラーの導入には費用が掛かりますが、それでも導入する価値がある!
(初期費用のかからない導入方法もあります。詳しくはコチラ)
ここでは、ご自宅に屋根ソーラーを導入するメリットを解説します。
燃料を調達する必要がなく、太陽が出ていれば発電することができます。
太陽光で発電した電気を使うことで、電力会社から買う電気を減らし、月々の電気代を削減することができますし、今後さらに電気代が上がった場合の備えにもなります。
(導入後の電気代の変化は、このサイトの「シミュレーション」で試算できます。)
太陽光パネルで発電した電気のうち、家庭で使い切れない分は、国の「FIT制度」などにより電力会社などに売電し、収入を得ることができます。
(FIT制度については「4 FIT制度とは」で解説しています。)
日本で使われている電気は、再生可能エネルギーによるものも増えてきていますが、現状、7割以上が火力発電によるものです。火力発電は、化石燃料を使用することから、発電の過程で地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)が発生します。
一方、太陽光発電は、発電時にCO2が発生しないことからクリーンエネルギーと言われています。
太陽光パネルがあれば自宅で発電できるので、日が出ている時であれば、災害などによる停電が起こっても電気を使うことができます。さらに、蓄電池に電気を貯めておくことで、夜間も太陽光発電で作った電気を使うことができます。
他にも、太陽光パネルを屋根に設置することで屋根からの直射日光が遮られ、夏場の室内温度の上昇を防ぐ効果があるとも言われています。最近は、長野県でも夏はかなり暑いので、少しでも室温の上昇が抑えられれば冷房代の節約にもつながるかもしれないですね。
そもそも・・・どうして電気代は上がっているの?
再エネの普及が進むとともにFIT制度により買い取られる電力量が増え、それに伴い再エネ賦課金も高くなってきています。特に、太陽光発電の普及が急速に進んだことが、再エネ賦課金の大幅な上昇につながっています。
日本ではFIT制度により再生可能エネルギーの導入が大きく進みましたが、現状、再エネ賦課金が電気代に占める割合は少なくなく、電気代上昇の一因となっています。
例えば、中部電力における2024年度の再エネ賦課金は、平均的なひと月の電気使用量260kwhの場合907円となります。(2023年度は364円だったので、倍以上に上がっています。)
<電気料金の計算方法(従量制供給の場合)>
電気料金=基本料金+電力量料金(燃料調整費含む)+再エネ賦課金
参考:中部電力ミライズ株式会社「2024年度の再生可能エネルギー発電促進賦課金単価について」
あてはまるものを選ぶだワン!