「屋根ソーラー」は環境にやさしいだけでなく、自宅でつくった電気を使うことで、電気代が節約でき、余った電気を売ることによる収入も得られます。
しかし、以前と比べ、太陽光パネルの価格は下がってきているものの、安くはない設置費用をどうするかという問題もあります。
新築時の設置であれば、太陽光パネルの設置費も住宅ローンに組み込めることが多いのですが、新築時に太陽光パネルを導入せず、後から設置する場合には、次のような導入方法が選択肢となります。
- 一括払いで設備を購入
- 販売店によって利用できる信販会社等のローンを使って設備を導入
- 金融機関の太陽光パネルに使える融資を活用し、設備を導入
- 初期費用のかからないプランを利用
ここでは、(4)の初期費用のかからない「リース方式」と「電力販売(PPA)方式」について説明します。
これらは電力会社などが提供するサービスで、いずれも太陽光パネルは事業者が所有したまま、自宅で太陽光発電を行うため、「第三者所有モデル」とも呼ばれます。
以下はそれぞれの方式のイメージです。(一般的な類型ですので事業者のサービスにより異なります。)
どちらの方式も住宅所有者は初期費用がかからず、契約期間(10~15年間であることが多い)が終了した後にはパネルなど設備の譲渡を受けられるものが多いです。太陽光パネルは一般的に30年程度使用することができるため、契約期間終了後は、太陽光パネルで発電した電気を「無料」で使え、余った電気は売ることができます。
環境省のホームページでも初期費用ゼロでの太陽光パネル導入方法が紹介されています。
【環境省 再エネ スタート】
このページでは、今後も初期費用ゼロでの太陽光パネル導入に関する情報を発信していきます。
あてはまるものを選ぶだワン!